こんにちは。自分と家族の時間を大切にする専業主夫になったKappa.です。
少し前の記事で書きましたが、Kappa.は自分で挽いた珈琲豆で淹れた珈琲を飲みながら”ほっと一息”の時間を楽しんでいます。でも、この淹れ方はネットでかき集めた知識を踏み台にして経験を積んで改善しながら作り上げたものでした。自分で淹れる珈琲の味には満足していたものの、心のどこかで「もっと改善の余地があるのではないだろうか」という思いを持ち続けてきました。
そんな思いを持ちながらInstagramを見ていたある日、堺市にあるCafeのオーナーが講師を務める珈琲講座に目に留まりました。会場は少し遠いですが小規模で開催されるようなので参加することにしました。
募集定員は20名となっていましたが、当日は急に参加できなくなった方がいたようで参加者は18名です。私の見立てでは、参加者全員が昭和生まれだと思われます。子育てもひと段落して、自分の時間を楽しむために参加しているのかもしれません。正確に数えたわけではありませんが、夫婦での参加は3組、男女比は7:3といったところだったと思います。
講習が始まると、資料を使って珈琲に関する基礎知識、必要な道具類や珈琲豆の実物のデモンストレーションがありました。Kappa.が生豆を見るのは初めてで、匂いを嗅ぐと焙煎する前なので植物の種子らしい匂いがします。道具も色々と見せていただきました。講師が普段から店で使用している焙煎器具は、カセットコンロに珈琲豆を入れて回すことのできるドラム状のローラーが溶接されているものでした。Cafeでは大きな焙煎機を使用しているのかと勝手に想像していましたので拍子抜けです。でも、「頑張れば自分でもできるかも」とワクワクする感覚を得ることができました。ただ、焙煎しているときに豆の薄皮(チャフ)が大々的に散乱するようなので、自宅の台所で焙煎はしない方が良さそうです。(講習では予め焙煎した珈琲豆が用意されていました)
資料を使った説明が終わると、講師がその場で淹れてくれた珈琲を試飲させてくれました。
美味しい!
豆が良いのか淹れ方が上手いのかはよく分かりませんが、心地よい香りと旨味、さらに程よい酸味もある。やっぱりプロの淹れる珈琲は違うんですね。。。
資料に載っていた珈琲豆の量とお湯の量はKappa.のレシピと大差ないように感じました。珈琲豆に染み込む湯量を考えると、資料に書いてあった湯分量はほぼ同等と考えてよいと判断しました。
講師は「最初に注ぐ湯量と十分な蒸らしが大事で、この段階が味を大きく左右します」と仰っていました。これまでKappa.は、珈琲豆全体にお湯がかかるように注ぎ入れていましたが、フィルターに入れた珈琲豆の中心付近で500円玉程度の範囲にお湯を注ぎ入れる方が良いようです。そして下から滴り落ち始めたら注ぎ入れるのをやめて30秒程度蒸らします。蒸らし終わって引き続きお湯を注ぐ時には「ちょろちょろ」と注ぎ入れていきます。必要量の半分程度まで入れたら、あとは抽出し終わった珈琲を薄める感覚で珈琲豆全体にお湯を適量注ぎ入れます。最後までは出し切るのではなく、フィルター内にお湯が残っている段階で抽出を終えると、雑味の少ない珈琲に仕上がるとのことでした。
自分で淹れた珈琲を飲むんでみると確かにすっきりとした雑味の少ない味に仕上がっていました。
講習で使用した珈琲豆の種類や焙煎してからの時間も味に影響を与えているのかもしれませんが、お湯を注ぎ入れる感覚をプロに教えて頂けたことはとても有意義でしたね。
帰宅して、夕食後に家にある珈琲豆を使って淹れた珈琲を飲んだ妻からは「これまでの味よりも、今日の味の方が好き」との評価を頂きました。残念ながら完敗です。でも「スキルアップできた!」と前向きに捉えて喜んでいます。
暖かくなったら今回の講師が経営する堺市のCafeに行ってみようと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。
ではまた。
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