会社設立したけど結構大変・・・

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こんにちは。自分と家族の時間を大切にする兼業主夫になったKappa.です。

個人で銀行口座を開設するときは入力を間違わなければ、結構簡単に口座が開設されるイメージを持っていました。この感覚のまま法人口座の開設手続きを始めてしまうと、高い壁にぶつかり、想像以上に凹みます( ;∀;)。事前に先達のブログを読んだりYoutubeを視聴して、口座開設の難しさや銀行側の視点に対応する方法を考えたり、断られた時の心の準備をしたりしていた”はず”なんですけどねぇ。。。

以下は、備忘録のために法人口座を開設するまでの紆余曲折を書いておきます。

大前提として、金融機関から融資を受けません。資本金は当然のこととして運転資金なども基本的にはKappa.から会社への貸付金で賄っていきます。都市銀行や地方銀行、信用金庫などで法人口座を開設することは必らずしも必要ではなくなるんですが、正直に言うと、Kappa.は心のどこかで、三井住友銀行や三菱UFJ銀行などの都市銀行に法人口座を持っていると格好良いよなぁ、という憧れを持っていたんですよねぇ。でも現実的にはたいしたコネもなく、設立したばかりで売上実績や社会的信用も全くない会社では開設できる訳もないと諦め「身の丈に合っているネット銀行にしよう」という結論にして、候補の選定に入りましたが、後でこの妥協がとんでもない思い上がりであったことを思い知ります。。。

ネットで検索をすると先達は住信SBIネット銀行、楽天銀行、GMOあおぞらネット銀行、ゆうちょ銀行をお薦めしている場合が多いようです。銀行によって一長一短があり、振込手数料が安くても、税金や社会保険料の支払いができるPay-easy(ペイジー)に対応していなかったり、全て揃っていても審査が厳しそうだったり。。。

色々と悩んだ末、先ずは最も使い勝手の良さそうな住信SBIネット銀行に申し込むことにしました。

申込サイトにアクセスし、求められるままに会社の登記情報など入力し、後半は主な事業の内容、具体的な商品イメージ、ターゲット層、顧客単価、営業・集客方法、沿革や今後の展開などの記入を求められます。現実的には、飲食店や料理教室の開業は2年以上先のことであるにもかからわず、この時点でKappa.は「飲食業こそ会社の主要事業だ」と思い込んでいたために、全く事業実態がないにもかかわらず、飲食業の夢物語を記入してしまいました。

必要書類をアップロードして申し込み手続きを完了させ、満足感に包まれながらパソコンを閉じた4日後、住信SBIネット銀行から届いたメールには「お申込内容を確認させていただきました結果、口座開設を見合わせていただきました」と記載されていました。

え、なんで。。。事業計画はしっかり考えて書いたのに~。先の話だから今は計画しか書けないのは仕方ないやん・・・。

違います、違うんです。。。

銀行は事業実態のない会社には決して口座を開いてくれません。これは都市銀行だろうがネット銀行だろうが全く同じで、申し込み側の都合なんてものは全く関係ないんです!

ここで定款に記載した「不動産の賃貸管理」が生かすことができました。既に不動産業者との打ち合わせを何回も重ね、築60年が経過した建物のリフォーム工事も発注していましたので、これを前面に出して次の楽天銀行とGMOあおぞらネット銀行に申し込んでいきますよ~。

GMOあおぞらネット銀行はWEB申込で完結しますが、一方の楽天銀行はWEBで申し込んでから書類を郵送する必要がありました。

申し込んでから2、3日経過した頃に、GMOあおぞらネット銀行から補強資料の追加要求が入りました。過去の打合せ資料を掘り起こして対応していましたが、どうしても認められず、ついには担当者から電話がかかってきました。担当者は「入力してもらった情報と資料だけでは事業実態を証明できておらず審査を進められない。補強資料を追加して欲しい」と言ってきますが、手持ち資料は既に出し尽くしていました。
Kappa.が困っていると手を差し伸べるように「修繕工事の施工業者や不動産業者とのメールはありませんか?」とのアドバイス。

なるほどね~。

施工業者は職人気質の親方に頼んでいたのでメールは使っていないと思われますが、不動産業者はホームページを開設しているし、もちろん電子メールも対応可能です。

予め不動産業者に電話で事情を説明したうえで、これまでの打ち合わせで使用した図面類や物件概要書などの資料を電子メールで返送してもらうよう依頼し、即日入手できました。

GMOあおぞらネット銀行との補強資料のやり取りをしている数日の間にも、楽天銀行からも補強資料を出すように要求が入ってきています。

不動産業者との電子メールをpdfにしてGMOあおぞらネット銀行のWebから再申請し、引き続いて楽天銀行にも同じ資料を送りました。翌日には審査を開始する旨の連絡をがあり、数日後には両行ともに法人口座を開設した旨の連絡が入りました。

口座関係書類は転送不可の書留で届くので、郵便配達員が迷わないように自宅の郵便ポストに会社名のテプラを貼っておきました。

序盤で住信SBIネット銀行に断られたときには「どこの銀行でも法人口座は開けないんじゃないか( ;∀;)」と弱気にもなりましたが、土俵際ギリギリでなんとか踏ん張りました。

証券会社は楽天証券に決めて法人口座の開設を申し込み、驚くほどスムーズに開設できそうです。

賃貸物件の借主がまだ見つかっていませんので、今は事業活動のスタートラインに立ったに過ぎません。

まぁ、ゆっくりやっていきます。

最後までお読みくださりありがとうございました。

ではまた。


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