早期退職して1年経過。どう評価するのか?

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こんにちは。自分と家族の時間を大切にする専業主夫になったKappa.です。

2022年6月末に30年間務めた会社を早期退職して丸1年が経過しました。
Kappa.が今をどのように評価しているのか、3つの視点で整理してみたいと思います。

毎日楽しく過ごせているか?

会社員の時はなんだかんだ言っても仕事を中心に物事を考えていたと思います。仕事の繁閑を踏まえて休暇を取ったり、家にいても頭の中では仕事のタスク整理をしていたり、広範囲にそして複数いる利害関係者を思い浮かべたり、日曜日夕方に定番のテレビ番組のテーマ音楽を聞いて憂鬱になったりしていました。会社の上司は方針をコロコロ変えてくるし、業務課題に対して提案する打開策は上司に否定されたり評論家のような同僚から横やりを入れられるなど、ストレスはたまる一方でしたね。
会社を辞めた翌日に見た世界がとても明るくなったように感じたことは忘れられません。
そして「これからは心地良いことだけに取り組む人生にするぞ!」と誓ったんですよね。

今は超えるべき課題がとにかく単純になりました。
家族や親族と如何にして楽しく過ごすか、親しい友人とどんな楽しい時間を過ごすか、そして自分の趣味に取り組んだり心地良く過ごすための環境づくりをどうするか。。。この正解のない課題を解決する手段を考えることにストレスはなく、今では考えること自体が心地良いことになっていますね。
退職した当初から”職業は?”と聞かれるとドキッとしていました。今でも”無職”と答えることには少し抵抗を感じます。何かを申し込む書類の職業記入欄に”専業主婦(夫)”の選択肢を見つけた時にはホッとして丸印を記入しますね。まぁこんなことは些末なことに過ぎません。

残念ながら料理は妻に任せっきりで殆ど手を出せていません。Kappa.は、妻が作るどんな料理を食べても美味しいと感じるんですよね~。なので邪魔をしないように妻の指示のもとで下働きに徹しようと思っています。一人で食べる昼食には自分で野菜炒めなどを作ることもありますが、毎回試行錯誤していてゴールが見えません。。。
妻は会社勤めを続けているので平日の朝食はKappa.が用意するようになりました。まぁ、パンを焼いて珈琲を入れてヨーグルトを用意するだけですけどね。。。え、大したことない? その通りです。しかし全く手を出さないよりはマシですよね。如何ですか。
妻はとても褒め上手なので、Kappa.が何をしても感謝の言葉を伝えてくれるんですよね。有難いことです。
引き続き、より楽しく心地良い毎日になるなるように取り組んでいきます!

老後を楽しく暮らす準備はできているのか?

家庭円満や健康な身体であること以外に老後を楽しく暮らすために必要なものは何か、そう”お金”です。家(マンション)は持ち家でローンは完済しています。子供は二人。長男は2024年春に大学院を卒業して就職することが決まっています。長女は今年3月に大学を卒業して新社会人になりました。
人生の大きな出費イベントはほぼ終わりが見えていて、残るは子供達への結婚費用支援と孫ができたらプレゼントやお小遣いを渡すことくらいでしょうか。。。

それでは、早期退職する少し前の2022年3月末、早期退職直後の同年6月末、そして退職して1年が経過した2023年6月末で、資産別比率と総資産がどのように推移したのかを見てみましょう。

資産別比率
’22年3月末’22年6月末’23年6月末
銀行口座9%28%10%
証券口座50%42%57%
確定拠出年金15%11%14%
妻の社内貯金、生命保険 等26%19%19%
総資産の増加率
’22年3月末
+42%
’22年6月末
+27%
’23年6月末

+79%

2022年3月末は銀行口座の比率は9%と低い状態でした。2022年6月末に退職金が振り込まれ、銀行口座の比率が増加することに伴って総資産も増加(+42%)しました。その後は段階的に証券口座に資金を移して個別株や投資信託を購入しいます。最近の株式市場の活況を少なからず享受することができ、2023年6月末では証券口座と確定拠出年金の比率が高まるとともに、総資産も増加(+27%)しました。また、今年の目標の一つに掲げていた「税引き後の配当金120万円超にする」ことについては、半年経過した6月末時点の入金ベースで74%の進捗率となり、良いペースですね。

最近の株式市場は過熱気味のように感じていますので、配当金目的の銘柄を売買するつもりはありませんが、値動き期待のお遊び銘柄は適宜見直しをしていこうと考えています。
老後を楽しく暮らせるか否かは、60歳から65歳までに受け取る企業年金と65歳以降に受け取る厚生年金、そして配当金のキャッシュフローをどこまで増やすことができるのか次第だと思っています。夫婦で”気まぐれ旅行”に行くことができるだけの余裕資金は持っておきたいですね。

年老いる親への備えはどうか?

自分たちが年齢を重ねるということは、当然のことながら親も年老いていきます。
これは避けようがありません
老いにどう向き合っていくのか、どう備えるのか、ということが重要になります。
親の移住先である北海道には早期退職後に3回行きましたが、その都度、相応の老いを目の当たりにしてきました。この”自分の目で現状認識をする”ことが非常に大事なことだと思うんですよね。会社員の身分ではこれが十分にできないまま、急に年老いた親を目の当たりにして途方に暮れる未来があったのだと思います。日々の生活の面倒をどうするのかなど多くの見過せない課題は残りますが、心の準備や覚悟を徐々に形にしていくことができる今の立場になることで、有意義なアドバンテージを得たのだと前向きに捉えています。(ちょっと楽天的すぎるかな。。。)

最後までお読みくださりありがとうございました。

ではまた。

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