コロナから全快しました!

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こんにちは。自分と家族の時間を大切にする専業主夫になったKappa.です。

コロナに罹患して3日目まで自宅で療養していましたが、4日目からはホテル療養となりました。
8月に入る前から罹患者が増え続けていましたので入所できるか心配しましたが、なんとか順番が回ってきました。ホテル名は記載できせんが、大阪市内にある有名ビジネスホテルチェーンに決まりました。
(6月末まで勤めていた職場の近くです)

ホテルまでの移動は保健所が手配したタクシーに乗って行くことになります。車内は薄暗くて運転席と乗客の間は、段ボールと透明なビニールシート(手作り感満載)で間仕切りされていました。

家からホテルまでは約40分程度の移動時間です。
ホテルに着いても直ぐに降りることはできません。建物の中では他の入所者への説明会が順次行われていて、その順番をタクシーの中で待つことになります。
待機時間は10分程度でしょうか、運転手さんの携帯電話が鳴ってタクシーを降りて裏口からホテル内に入るように促されました。

ロビーと思われる空間は、看護師を含む職員の領域と罹患者が居られる領域は透明なビニールシートの衝立で仕切られています。刑事ドラマで刑務所に入った容疑者に弁護士が接見する時のように、透明のビニールシート越しの接見、間違えました、入所説明が行われるのでした。
ビニールシート越しで聞き取りにくいですが、ホテル療養中のルールの説明を受けました。療養中は体温と血中酸素濃度を2回/日計測しなければなりません。計測結果を決められた時間までにHER-SYS(新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム)に入力しておくと、看護師がデータを確認して容体を観察し、特に問題がなくても電話で問診を受けることになります。私は入所時には既に回復段階にありましたが、まだ容体が安定していない人にとっては安心できる仕組みですね。
そうそう、無断で外出すると警察に通報されるそうですよ。(当たり前ですが。。。)

食事は3食とも弁当で提供され、フロアごとに配食の案内を受けてロビーで弁当と飲料を受け取ります。コロナに罹患したからなのか、鼻水が出るようになっていたからなのか、理由は定かではありませんが、味覚が弱っていたので味はよくわかりませんでした。弁当の見た目は想像していたものよりは良かった印象です。吉村大阪府知事がTwitterでホテル療養時の弁当の充実具合について発言されていたようですので、食事には気を使っていただいていたのでしょう。また、私にとっては丁度よい量に感じましたが、若者には物足りないように思いました。
写真は、ある日の夕食のお弁当です。

今回のブログは備忘録でもありますので、前回の記事に引き続いて症状の変遷を記載しておきます。

療養四日目:体温は37度未満で安定、咳(頻度高め、痰が出る)、鼻水(水っぽい)、くしゃみ
  五日目:体温は平熱で安定、咳(頻度は減る傾向、痰が出る)、鼻水(水っぽい)、くしゃみ
  六日目:同上
  七日目:同上
  八日目:同上、口内炎を発症
  九日目:同上
  十日目:同上(この日が退所日)

五日目以降は平熱に下がって健康体と変わらなくなりましたが、痰によって咳が出る症状は退所日以降も継続することとなります。

ホテルには共用の洗濯機&乾燥機が備え付けてありましたが、常に誰かが使用中でしたので私は使用することはありませんでした。洗濯物を入れっぱなしにする人が多いらしく、時々館内放送で回収を促すアナウンスが流れていました。一度だけでしたが、午前2時頃にこの放送が流れてきたんです!腹に据えかねてホテル側に館内放送を要求した人がいたのだと思われますが、洗濯機が使用できずに腹が立つ気持は理解できるものの、夜中の館内放送は勘弁して欲しいものです。

入所者が退所すると部屋の清掃&消毒を行うために防護服を着た人が作業するためにやって来ます。防護服を着た姿はテレビでは何度も目にしていましたが、今回初めて生で見るに至り、改めて自分が隔離されているということを実感しました。

十日目の朝の問診で、当初の予定通り午後に退所できることが決まりました。
午後3時半に荷物をまとめてフロントに降り、看護師から最後の問診を受け、借用していた血中酸素濃度の計測器を返却すると退所となります。

ホテルの裏口から外に出ると夏の強い日差しが私の身体を射貫いてきますが、久しぶりの直射日光で暑さを感じるよりも心地よさの方が勝りましたね。

裏口を固めていた2名の警備員が軽い会釈で送り出してくれました。駅に向かって歩くあいだの解放感が半端なかったですね。自然とマスクに隠れた口元には笑みが出てきます。

私のコロナ騒動は、発症日を含めると11日間でした。そして私が全快したあとで娘も発症しました。私は約1週間ホテル療養をしていましたので、私がうつしたのではないと思います。(多分)
私と娘の二人分、妻にはとてもお世話になりました。

実は、、、ホテル療養が終わった後に、8月18日から29日までの間に、3年前に私の両親が移住していった北海道(旭川)に息子と娘とともに行ってきました。妻に療養中のお礼を何か贈りたいと考え、娘と費用を出し合ってなお礼の品(北海道の海産物)を贈呈することにたのですが、このブログを書いている9月2日に荷物が届きましたので、今夜、妻へ感謝の気持ちを伝えるとともに、北海道の海の幸を家族で食したいと思います。

妻よ、ありがとう~!

最後までお読みくださりありがとうございました。

ではまた。


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