医療費と調剤薬局で支払うお金についてのひとりごと

ひとりごと

こんにちは。自分と家族の時間を大切にする専業主夫になったKappa.です。

久しぶりの投稿なのに、些細な独り言です。

3月に受けた人間ドックでも指摘を受けていましたが、Kappa.は慢性的な副鼻腔炎なんですね。若いころからの長い付き合いなので今回も「あぁ、そうですよね」くらいにしか捉えていませんでしたが、少し事態が違っていたんです。これまでは黄色くて水っぽい鼻汁が出て軽い痛みが眉間に出る程度で収束していましたが、今回は強い痛みがあったんです。加齢によるものなのかは分かりませんが、数日して痛みが和らいだ後も喉の奥にある異物感と気管への流れ込みが続くので、近所の耳鼻科医院に行くことにしました。

受付で初診であることを伝えると「2時間待ちです」とのこと。耳鼻科医院は耳や鼻の病気だけでなく、風邪や花粉症などのアレルギー、そしてコロナ症状の患者まで受け入れているので患者が集まるので仕方ありません。専業主夫のKappa.は買い物をすませて一旦帰宅して家事を済ませることにします。

2時間後に医院を再訪して順番が回ってくるのを待っている間にも、続々と患者さんやってきます。
「Kappa.さ~ん。診察室へどうぞ」  ようやく順番が回ってきました。
診察時に説明ができるように、人間ドックで受け取った検査結果成績表の中から、MRI写真と「左側副鼻腔に粘液貯留あり」の所見が記載されたページをスマホで撮影してきていました。

先生から自覚症状や経過状況などに関する問診をひと通り受けて、最後に「CT撮影しましょうか」と言われたときに、人間ドックの所見を説明するとともに写真を見せましたが、先生からは「MRIでは分かり難いんですよ。CTを撮りましょう」と重ねて勧められてしまいました。
患者は先生に言われるがままです😢

撮影が終わり再度先生の前に座ると、鮮明に映し出された画像データを使って断面の階層を動かしながら「この辺が副鼻腔ですね。このグレーになっている部分が粘液です。眉間の副鼻腔は粘液が少量ですね。頬の副鼻腔の方が多く溜まっていますね」と熱心に説明してくれていますが、Kappa.は胸の内で「MRIの所見と同じやんか」と呟いていました。勿論、表情には出しません。

精算を終えて診療明細を見ると、案の定、CT撮影と断層診断の点数が合計点数の大部分(約70%)を占めていました。

調剤薬局の受付で処方箋を渡して、名前を呼ばれるのを待ちます。
平日の昼間だからなのか待っている人が少ないので直ぐに呼ばれました。
男性の薬剤師から薬を受け取るときに「今回はどうされました?」と感情が感じられない声でマニュアル通りの質問を受けたんですね。薬剤師の手元には処方箋に従って取りまとめられた薬の入った袋があります。薬剤師であれば、薬の種類でどんな病気に対して処方されたのかは想像がついているはず。聞こえなかったふりをしましたが、全く同じトーンで「今日はどうされましたか?」と同じ質問をされたので観念して「副鼻腔炎なんで」と答えましたが、それに対しては何らコメントすることはなく、「今回の処方された薬剤は。。。」と薬の種類とそれぞれの服用方法について淀みなくそして早口で説明してくれたのでした。
”ありがとう。君は職務を全うしている。”
精算を済ませると3種類の薬剤と共に薬剤師が説明してくれたであろう内容が記載された資料が手渡されたのでした。
”ありがとう。この資料の中には君が説明してくれた情報が全て入っている。。。”
感謝しかありません。

家に帰り調剤明細書を見ると、処方内容と「調剤技術料」「薬学管理料」「薬剤料」などの点数が記載されています。

WEBで検索してみると、概要は以下のようなものでした。

①調剤技術料:「調剤基本料」「薬剤調製料」「各種加算料」の3項目に分かれています。
   a.調剤基本料  :薬局の設備や機器などに対する点数(費用)
            薬局の形態や処方箋の受付回数で変わるようです。
            点数が最も高いのは町中にある小さな個人経営の薬局で、
            次にチェーン店の薬局、
            そして最も点数が低いのは病院の目の前にある薬局となります。
   b.薬剤調製料  :薬の調剤に対する点数(費用)
   c.各種加算料  :特別な調剤を行った時の対応への点数(費用)
②薬学管理料:「調剤管理料」「服薬管理指導料」の2項目に分かれています。
   a.調剤管理料  :処方が適切かの判断に対する点数(費用)
   b.服薬管理指導料:薬の管理に対する点数(費用)
            お薬手帳を提示しないと点数が高くなるようです。
③薬剤料:国の薬価基準で定められている薬の点数(費用)

薬局の立地や経営形態で値段が変わるなんて、これも知らんかった。。。大きい病院の近くにある、いわゆる「門前薬局」ということになりますが、一方でチェーン店の薬局はdポイント、楽天ポイント、Tポイントなどを付けてくれるなどのサービスがあるようなので、家から近い薬局が一番いいのかもしれません。
そしてお薬手帳の有無で値段が変わるなんて知らなかったなぁ。。。これまでは貰っても直ぐにゴミ箱行きでした。マイナンバーカードと保険証がリンクされてお薬手帳が代用できれば有難いですね。

手間をかけた分の気づきを得ました。

今回受け取った3種類の薬剤はすべて錠剤でジェネリック医薬品でした。
トータル点数のうち薬剤料の点数は33%に過ぎず、この他の67%は技術料や管理料として徴収されています。薬を悪用されることを防ぐために有資格者(医師と薬剤師)が処方箋を作成して薬剤を管理することは、健全な社会を維持するために必要な経費なんでしょうね、と無理やり理解したことにします。今回はKappa.から指定することなく、医者が指定する成分を含む薬剤の中からジェネリック医薬品を選定したところに薬剤師としての付加価値があったのでしょうね。

これから2週間の毎食後、処方されたとおりに服用せねば。。。
(これが守れないんだなぁ。。。)

最後までお読みくださりありがとうございました。

ではまた。

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